郵便・電話・電子メールなどを利用した悪質な詐欺行為が急増しています。詐欺行為と疑われるものに遭遇した場合は、家族や最寄の警察などに相談し、冷静な対応を心掛けましょう。くれぐれも、慌てて応じることのないようお気をつけください。
また、日頃からご家庭内でも、詐欺行為について対応の仕方などをご家族同士で確認しあうことをお勧めします。特に、年配の方が家に独りで居ることがあるご家庭は、十分にご注意ください。
(オレオレ詐欺)
突然に、「おれ(わたし)だけど」と子供や孫など身内を装って電話をかけ、「交通事故に遭ってしまい、お金が必要になった。すぐ振り込んでほしい。」などの理由で、指定した金融機関の口座に現金を振込ませる詐欺行為です。
身内だけでなく警察官や弁護士を装ったり、「あなたの息子が連帯保証人になっている。○時までにお金を振込まないと、ここにいる息子はどうなるか分からない。」などといった脅迫めいた電話もあります。
利用した覚えのない料金(インターネットの有料サイト、出会い系サイト、ツーショットダイヤルなどの利用料・情報料)を請求し、指定した金融機関の口座に現金を振込ませる詐欺行為です。実在する債権回収会社名を名乗り、「カード会社から債権の譲渡を受け、こちらで回収作業を代行することになった。」「あなたの利用した金融機関から債権回収の依頼を受けた。期限までに振込みをしない場合は、自宅に請求に行く。」などとする「債権取立詐欺」も発生しています。
フィッシング詐欺とは、実在する金融機関やクレジットカード会社などを装って電子メールを送信し、偽造(ニセモノ)のWebサイトに誘導し、「名前・住所・カード番号・パスワード」などの個人情報を入力させ、それらの情報を悪用する詐欺行為です。「あなたのパスワードが何者かに解読されました。」としてパスワードの変更を求めたりします。こうして入手した情報を悪用されると、ショッピングサイトで他人がカード保有者になりすまして買い物をするなどの恐れがあります。
最寄りの日本海信用金庫窓口でもご相談いただけます。