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ファンドリスク

基準価額の変動要因としてどのようなリスクがあるのかをご案内しております。

ファンドリスク

投資信託は値動きのある株式や債券などに投資しますので、投資信託の値段(基準価格)は株式、金利、為替などの動向や発行体の信用状況の変化により変動します。したがって損失が生じ元本を割り込むことがあります。
一般的に主なリスクには下記のものがあります。

●価格変動リスク

投資信託が組み入れている株式等の価格は、国内外の政治・経済情勢、企業の業績、市場の需給等によて変動します。組み入れている株式等の価格が落下した場合にはファンドの基準価格が下がる要因となります。

●金利変動リスク

金利の状況は絶えず変動しています。債券も償還前に売却される場合は金利変動の影響を受けます。概して残存期間が長い債券ほど金利変動の影響を受けます。一般的に金利が上昇した場合は債券の価格は落下し、ファンドの基準価格が下がる要因となります。

●信用リスク

組み入れた有価証券等の発行体の信用状況の変化等によるリスクです。発行体の経営・財務状況やそれらの外部評価等により、利息や元本が支払われる可能性が高いことを「リスクが低い」、逆に支払われる可能性が低いことを「リスクが高い」といいます。一般的に債務不履行が生じた場合または予想される場合には当該有価証券等の価格は下落(価格がゼロになることもあります。)し、ファンドの基準価格が下がる要因となります。

●為替リスク

円と外国通貨の交換レートは常に変動しています。外国の株式や債券等で運用する投資信託は基本的に為替リスクが伴います。外貨建証券が現地通貨建てでは値上がりしている場合でも、当該現地通貨の為替相場の対円での下落(円高)度合いによっては、当該証券の円ベース評価額が減価し、ファンドの基準価格および分配金に影響を与える要因になります。為替ヘッジをしていないファンドは、為替レートの変動が資産価値に影響します。

●流動性リスク

有価証券等を売買する際、取引市場に十分な需要や供給がない場合など需給動向により希望する価格等で売買できなくなるリスクをいいます。一般的に、投資する有価証券等の流動性が損なわれた場合にはファンドの基準価格が下がる要因となります。

●カントリーリスク

投資対象国において、政治や経済、社会環境などの変化等により市場に混乱が生じた場合や市場を取巻く制度変更等により予想外にファンドの基準価格が下落したり、運用方針通りの運用が困難となることがあります。これをカントリーリスクと言います。一般的に新興国は先進国に比べてカントリーリスクが高いとされています。

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